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明日は、標記のシンポジウムに参加します。

会場が司法書士の一番最初の研修である中央研修を受けた、
「つくば国際会議場」なので、とても懐かしさを感じます。

私は業界未経験者でしたので、正直、あの頃は、司法書士が実際に
どんな仕事をしているのかすら、ほどんど知りませんでした（笑。
「立会」なんて試験には関係ないですし。

２月１３日の最高裁判例の解説がメインですが、
昨日、重要な判例が出たばかりなので、こちらの解説も聞きたいものです。


ちょっと愚痴ですが・・。
今週は疲れました。
人の気持ちを考えない人が多すぎるんですよねぇ・・。

まぁ、そんなもんですか。

９日（土）、１０日（日）の２日間、千葉司法書士会で
多重債務１１０番が開催されます。

最近、お客様の方から「グレイゾーン金利」だとか「過払い」と
言った様な言葉を、よく聞くようになりました。
メディアで頻繁に取り上げられていますので、
貸金業者の違法金利につき、問題意識を持ち始めている方が
多いのではないでしょうか。

驚く事に、流行語大賞の候補にも「グレイゾーン金利」とありました。
言葉は聞いた事があっても、その詳しい意味については
あまり理解していない方も多いと思います。

ですから、多重債務でお悩みの方はこの機会に
勇気をもって、相談をされてみては如何でしょうか。
私も１０日には参加をします。

もちろん、船橋近郊で当事務所に来所が可能な方は
当事務所でも無料相談可能です。

お問い合わせ　千葉司法書士会　０４３−２０４−８３３３

真面目に司法書士の業務についてです。

債務整理のうち任意整理の報酬について私の考えです。

任意整理の報酬は大きく分けて、３つに分かれると思います。

１　基本報酬　１社　３〜４万円程度
２　減額報酬　債権者主張の元金と和解金額との差額の１割相当額
３　過払金返還成功報酬　取り戻し過払金の２割相当額

このうちの減額報酬について、私は疑問を感じています。
なぜならば、債権者でみなし弁済を主張してくることはまず無い為、
債権者から送られてきた取引履歴を、法定利息で計算し直せば、
減額には必ずなるものだからです。
金融機関によっては、法定利息で引き直されたものを送ってきます。
ですから、これを減額成功報酬などと言って、お客様に負担させるには
根拠が希薄であり、また債務整理をしているというお客様の事情を
考えていないので無いかと思うのです。
もちろん、司法書士、弁護士の報酬は自由でありますので
減額成功報酬をとっている事務所をどうこう言うつもりはありません。

しかし、減額報酬があると、任意整理を依頼時点での報酬が明確になりませんし、
債務が減っても当然に報酬が多額になり、債務の代わりに報酬が残る事になります。

債務整理をしている事務所のＨＰを見てみましても、
報酬を明示していない所も多いので、
必ず、報酬についてはご依頼前に問い合わせをし、
トラブルの無いように気をつけましょう。

当然ですが、費用だけで決めるのではなく、担当する方とよく話をして、
信頼できる方に依頼するのが一番だと思います。